日本からのレース参戦ツアーなどで参加した場合には 通常、「日本語を話せるスタッフ」がサポートしてくれますので、入国、ホテルチックインなど、レース前後で 困ることは少ないと思います。
問題は日本人のサポートスタッフがいないレース中です。
特に、エイドステーションのボランティアは現地の方々なので、現地語だけしか通じない場合がほとんどです。
そして、エイドステーションで一番困るのが、飲み物の依頼です。
水が欲しいのか、コーラが欲しいのか主張しないと欲しい物がもらえない場合があります。
このような経験を踏まえて、私は海外レースに参加する時に、
以下2つの現地語は必ず覚える方にしています。
@「水ください」
A「ありがとう」
「水ください」はもちろん水をもらうためです。
そして「ありがとう」は、ボランティアに感謝を伝えるために覚えるのです。
トライアスロンは多くの方がサポートの上に成り立っていて、自分はその環境の中でレースをさせてもらってるのですから、お世話になった時には”現地語”で「ありがとう」と言うことにしているのです。
では、各国での2つの現地語を紹介しますね。
アイアンマン UK(Ironman UK)
イギリスですので、ここでの現地語はもちろん英語です。
@「水ください」 「ワラー プリーズ」(Water please)
ほとんどの方が既に知っている単語ですが、”Water”の発音に要注意です。
日本人が「ウォーター」と言うと、英人には「コーラ」に聞こえる場合があるのです。
必至にバイクをこいでエイドまでたどり着き、冷たい水が欲しくて「ウオーター」と 叫んだら、生ぬるい”コーラ”を手渡されたという、冗談のようでホントの悲しい経験をした日本人は意外に多いのです。
ですから、勘違いされないようにあえて「ウォーター」ではなく「ワラー」というのです。
この発音、大切です。
A「ありがとう」 「サンキュー〜」(Thank you)
この単語に説明は不要ですね・・・
この単語はイギリスはもちろん、英語圏の大会すべてに使えますので便利ですよ。
2.アイアンマン ランザロテ(Ironman Lanzarote Canarias)
ここでの現地語はスペイン語です。
@「水ください」 アグア ポルファボル(Agua Por favor)
スペイン語は日本語と似ていて母音をしっかりと発音しますので、
この単語も日本語読みのように一文字ずつをしっかり発音すれば伝わります。
A「ありがとう」 グラシアス(Gracias)
この単語もはっきり発音すればOKです。
3.アイアンマンフランス(ニース)
ここではもちろん、フランス語です。
ただ、ニースはイタリアに近いのでイタリア語風の発音をする人が多いです。あまり気にする必要はありませんが。
@「水ください」 ミネラル シルブプレ(Minerale s'il vous plait)
「ミネラル」を大きな声で言って「シルブプレ」は力を抜いていってもOKです。
A「ありがとう」 メルスィ〜(Merci)
スィは上下の歯を合わせて、その間から空気を抜くようにします。
さあ、これで完璧(?)です。
その他の国のアイアンマンに参加される方は、各自で現地語を調べてくださいね。
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